ZBrush Summitもいよいよ最終日でした。
今日のSneak Peekは最初から新機能の発表でした。(前置きは長かったけど…)
新機能の名前としてqMeshやArrayMeshというのは聞こえましたが、名前は置いておきましょう。
ズラーッっと配置。ライトトレイの新機能のサブパレットでスライダーを調整して数を設定していました。ポリフレームの表示されているのがオリジナルメッシュで他のコピーされて配列されているのはインスタンス状態になってます。これはどうやらマイクロメッシュと同じ状態のようです。この時点では編集できるポリメッシュ3Dではないようでした。マイクロメッシュをジオメトリ化する「Convert BPR to GEO」を適用することでインスタンスが編集可能なポリメッシュに変換されてスカルプトできるようになるようです。
昨日、紹介されたNanoMeshも使用してオリジナルメッシュを編集すると、インスタンスのメッシュにもその編集が適用されていました。これは面白い機能ですね。
こんな感じで円状に配置することも可能で、コロッセオが簡単に作れてしまう!色々と応用ができる新機能ですね。
次にKeyShotとの連携が紹介されました。
この画像が最初に表示されたのですが、てっきり写真かと思ったらKeyShotレンダリングの画面でした。KeyShot凄い!これはZBrush関係ないですね(笑)
右がZBrushのBPRレンダーで左がKeyShotレンダーです。
「比べて見てよ!」
というような自虐もしてましたね。確かにくらべものにならないレベルです。
サーフェイスノイズの機能もアップデートされていて、アルファのブレンドができたり色々とスライダーも追加されているようでした。
サーフェイスノイズはピュアブラックが透明になるわけですが、それをKeyShotでレンダリングするとパネル化されて厚みが追加されていました。面白い!
ファイバーメッシュもKeyShotでレンダリングされていました。
ファイバーメッシュはジオメトリ化されていない状態でもKeyShotでレンダリングされているように見えました。これまた色々と使えそうな機能ですね。
昨日のNanoMeshもここでデモンストレートされていましたが、メッシュ密度が高すぎて分かりにくい結果に。昨日のプレゼンを見ていた方は何をしているのかは分かったんじゃないでしょうか。
ストロークのリプレイ機能が強化されています。
従来のReplay Lastは同じストローク(キャンバスナビゲーションも含む)を繰り返すというモノでした。
もちろんストロークの位置は変えられませんでした。新機能ではストロークの位置を変えてリプレイできるようです。上の画像のように毛をストロークして・・・
こんな感じに位置を変えて同じストロークを適用できるわけです。これも便利!
以上がZBrush Summit3日目のSneak Peekでした。
今回はアップデート期間も前回からかなり開いているのもあって、盛りだくさんの新機能追加となってますね。新バージョンのリリースが待ち遠しいです!