ZBrush Summit Day3

ZBrush Summitもいよいよ最終日でした。
今日のSneak Peekは最初から新機能の発表でした。(前置きは長かったけど…)

新機能の名前としてqMeshやArrayMeshというのは聞こえましたが、名前は置いておきましょう。

ZBsummitDay3_01まずこういうメッシュを用意して…

ZBsummitDay3_02ズラーッっと配置。ライトトレイの新機能のサブパレットでスライダーを調整して数を設定していました。ポリフレームの表示されているのがオリジナルメッシュで他のコピーされて配列されているのはインスタンス状態になってます。これはどうやらマイクロメッシュと同じ状態のようです。この時点では編集できるポリメッシュ3Dではないようでした。マイクロメッシュをジオメトリ化する「Convert BPR to GEO」を適用することでインスタンスが編集可能なポリメッシュに変換されてスカルプトできるようになるようです。

ZBsummitDay3_03昨日、紹介されたNanoMeshも使用してオリジナルメッシュを編集すると、インスタンスのメッシュにもその編集が適用されていました。これは面白い機能ですね。

名称未設定 (時間 0_10_32;20)こんな感じで円状に配置することも可能で、コロッセオが簡単に作れてしまう!色々と応用ができる新機能ですね。


次にKeyShotとの連携が紹介されました。

名称未設定 (時間 0_13_03;18)

この画像が最初に表示されたのですが、てっきり写真かと思ったらKeyShotレンダリングの画面でした。KeyShot凄い!これはZBrush関係ないですね(笑)

名称未設定 (時間 0_14_10;00)名称未設定 (時間 0_14_18;14)


ZBsummitDay3_08右がZBrushのBPRレンダーで左がKeyShotレンダーです。
「比べて見てよ!」
というような自虐もしてましたね。確かにくらべものにならないレベルです。

ZBsummitDay3_09サーフェイスノイズの機能もアップデートされていて、アルファのブレンドができたり色々とスライダーも追加されているようでした。
サーフェイスノイズはピュアブラックが透明になるわけですが、それをKeyShotでレンダリングするとパネル化されて厚みが追加されていました。面白い!

ZBsummitDay3_10ファイバーメッシュもKeyShotでレンダリングされていました。
ファイバーメッシュはジオメトリ化されていない状態でもKeyShotでレンダリングされているように見えました。これまた色々と使えそうな機能ですね。


ZBsummitDay3_11昨日のNanoMeshもここでデモンストレートされていましたが、メッシュ密度が高すぎて分かりにくい結果に。昨日のプレゼンを見ていた方は何をしているのかは分かったんじゃないでしょうか。


ZBsummitDay3_12ストロークのリプレイ機能が強化されています。
従来のReplay Lastは同じストローク(キャンバスナビゲーションも含む)を繰り返すというモノでした。
もちろんストロークの位置は変えられませんでした。新機能ではストロークの位置を変えてリプレイできるようです。上の画像のように毛をストロークして・・・

ZBsummitDay3_13こんな感じに位置を変えて同じストロークを適用できるわけです。これも便利!

以上がZBrush Summit3日目のSneak Peekでした。
今回はアップデート期間も前回からかなり開いているのもあって、盛りだくさんの新機能追加となってますね。新バージョンのリリースが待ち遠しいです!

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ZBrush Summit Day2

ZBrush Summitが開催中です。
今日は二日目です。

日本時間の深夜1時からのスタートなので時差でちょうど
ZBrush4R7の新機能の解説が眠い時間になってしまいます!

時間的に見れなかった日本の皆さんに少しでもZBrush4R7の
新機能をお伝えできればと思います。

早速始まったPixologic社のプレゼンテーション。
ワクテカしてる会場とユーザーを焦らして煽ってきます。

PixologicSession001
さて今日はどんな驚きがあるのか…
ん?
昨日と同じプレゼンが始まった…
まさか同じ内容を3日間やるんかー?!

冒頭5分ぐらいまったく同じ内容だったので、落胆しつつも
新情報があるかも?と淡い期待をしながら視聴することに。

昨日ご紹介した新機能のオペレーションが始まりました。

最初は同じ内容だったのですが途中で変化がありました!
ポリゴンに穴をあける工程とポリゴンの穴をブリッジする
機能を見せてくれました。

PixologicSession002

穴をあける方法は、貫通させたいポリゴンの表裏を選択します。
(対応する表裏のポリゴンには位置や
トポロジー構造等条件がありそうです)

次に(おそらくですが)インセットのようなコマンドを選択すると
穴になる部分のポリゴンが生成されます。
後はその穴になるポリゴンを押し込めば自動で穴が開きます。

ブリッジは2ヶ所のポリゴンを選択しコマンドからポリゴンの
デリートを選択。
次にその穴を2ヶ所選択します。選択方法は穴の縁のエッジの
一部にふれると認識されているように見えました。

あとはブリッジのコマンドを選択すると上図のようになります。
ポリゴンの穴は頂点の数が違っても繋がっているように見えた
のですが、どこまで自由度があるのかはまだ未知数です。
(図の黄色い図形は穴がどのような形状
だったのかを示すために加筆したものです)

 


この後もポリゴンモデリングで橋のようなものを作っていくので、
ちがうコマンドでも紹介してくれるのかと思いきや、しれっと
新機能を使い始めます。
ToolパレットのGeometryサブパレットの下にNanoMeshという機能が追加され
ていました。

PixologicSession003

マイクロメッシュとファイバーメッシュを融合したような機能で、
登録したメッシュ(複数登録可能のように見えました。)を選択した
ポリグループに張り付ける機能でした。

PixologicSession004

パレットには沢山のスライダーがあり、ローテーションやスケール等
登録したメッシュを変形させる機能や、分布の量を変化させる機能が
揃っていました。個々の大きさをどれぐらいランダムにできるか?
という一番気になる部分までは紹介されていませんでした。
その後、橋の上に木の板を並べたり…
PixologicSession005
草や小石を並べたりしていました。
PixologicSession006
そして大事な部分の説明として、登録されたメッシュはインスタンス
状態になっているので、登録メッシュを編集すればすぐに結果に反映
されるようになっていました!

橋の上の木に杭を打ち込んでいる様子
PixologicSession007
木の板の編集がおわると、先ほどの橋の上の木が”全て”変化しました。
PixologicSession008


最後に朽ちた感じを出すために、ムーヴブラシで橋を大きく変形させ
KeyShotでレンダリング。
PixologicSession009
2日間で紹介されたZBrush4R7の新機能群は、メカニックモデラーや
バックグラウンドアーティストの皆さんには非常に強力なツールになり
そうな予感がしていますが、いかがでしょうか?

明日のプレゼンテーションも期待です!

 


おまけ
PixologicSession010
今回もR7へのアップデートは無料のようです!ふとっぱら!
(※KeyShot for ZBrushは有料ですよ!お間違えなく)

KeyShotはimporterがないだけで、機能的にはフルバージョンです。要するにZBrushからだけモデルを読み込めるスペシャル版ということです。それにしても、安くていいですね。ZBrush Centralのこちらのページに詳しく書かれております。

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ZBrush Summit Day1

ZBrush Summitが開催されました。
今日はその一日目です。
ZBrush Summitにはオンラインで参加することができます。会場のプレゼンテーションをストリーミング動画で見ることができます。詳しくは公式のZBrush Summitページからどうぞ。

ZBrushアーティストの方々のプレゼンテーションがあり、最後にPixologicからZBrushの次期バージョンのSneak Peek(チラ見せ)がありました。ZBrush Summitは3日間ありますのでネタは3日間で小出しにしていくみたいです。

次期バージョンの名前は
ZBrush4R7
ズコーッ!5じゃないんかい!と(笑)

ZBSummit01
ここに書いてあるようにZBrushは64bit対応になります。やっとです。しかし、次のバージョンでは64bitはまだベータ版としての提供となります。正式にはZBrush4R7はまだ32bitなわけですね。まだきっちりと64bit対応にできてないからマイナーアップグレードに留めたのでしょう。Pixologicも5として出したいはずです。ZBrush4R7で4シリーズは終わりと発表されましたので、この次は間違いなく5になりますね。


ZBSummit02PixologicとLuxionがコラボしてKeyShotでZBrushモデルをレンダリングできるようになります。
KeyShotは手軽にリアルなレンダリングができるソフトです。これは有料での追加機能となるようです。KeyShotもフル版ではなくZBrush用のスペシャル版のようです。349米ドルと設定されてますが、発売記念価格で249米ドルで最初は買えるみたいですね。安い!どれぐらいKeyShotの機能が削られているのか気になる!

プレゼン中にでていた画像
ZBSummit03ZBSummit04ZBSummit05


ZBSummit06そして、新機能のチラ見せが始まりました。
ポリゴン編集機能が搭載されます!イエーイッ!
サーフェイス上でマウスを動かすとポリゴンやエッジ単位でインジケーターが表示されてました。上の画像はポリゴン部分にマウスが乗っている時の状態です。このままドラッグして押し出しとかしてました。押し出しながら辺の長さが0になるとその部分がポリゴンごとなくなるという、またもやZBrush特有の斜め上オペレーション!わけのわからない機能を付けてくれるから解説のしがいがあるってもんだ。(笑)

追記:上の操作はCAD界では普通だと教えてもらいました。そうなんですねー。CADは全然やったことがないので、知りませんでした。

ZBSummit07パッと見ただけで身震いするようなポリゴン編集メニュー。ぶるぶる…。

ZBSummit08こんな感じで、ポリゴンを削除してブリッジを作成するような操作を簡単に実現してました。
ポリグループペイントという機能もさらっと紹介してましたけど、これは便利そうでした。


ZBSummit09Dynamic Subdivision Levelという新機能が紹介されていました。
従来のSubDivは一度レベルを追加してしまうとベースメッシュの編集をすることができませんでした。たとえばエッジループを追加するといった操作です。ベースメッシュのジオメトリを変更してもサブディビジョンレベルを維持できる機能のようです。これまた便利ですね。ハードサーフェイス物でプレゼンテーションが展開されてましたが、少ない頂点で綺麗なモデルを作成できてました。いいですね。


ZBSummit10ZBSummit11最後にZBrushとKeyShotとのコンビネーションの紹介。
ZBrush上でBPRボタンを押す事でKeyShotに変更が反映されてレンダリングされてました。KeyShotはすごく綺麗ですね。パッとレンダリングするにはとてもいいソフトだと思います。早く触りたい。
本日のチラ見せはここまででした。
今回のバージョンアップも興奮させてくれる機能追加が盛りだくさんで明日、明後日のプレゼンテーションも楽しみです!


追記:Pixologic公式のZBrush4R7ページが公開されました。
こちらのリンクからどうぞ。

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